こんにちは!エンジニア社長のあおいです。
今日は、23歳で女性起業家になって感じたリアルをご紹介します。
将来のキャリアに悩む女性で
「起業して好きな事をして働きたい」
とか
「ママ起業家になって、子育てと仕事を両立させたい」
と考えている方は多いはず。
本記事では、実際に起業した私の体験談を赤裸々に解説しています。失敗談も豊富に載せました(⁰▿⁰)
女性起業家を目指す方はぜひ参考にして下さいね♡
起業して超成長した!23歳で女性起業家になった体験談
起業祝いで購入したピンクのメゾンドフルールのマルチケースは超お気に入り♡会社の通帳や印鑑カードなどの大事なものを入れています。
大学生の頃から使っているLIZ LISAの名刺ケースは長年の仕事のお供です(*´꒳`*)
23歳で女性起業家になってから、本当に色々とありました!
あおい
しかし、起業してからはかなり成長出来ましたね。OL時代とは思考が変わりました。
そんな私の体験談をご紹介します。
ちなみに、私のプロフィールはこちらの記事にまとめてあるので、興味がある方はご覧下さい。

法人設立が面倒臭かった
法人設立は面倒臭かったです・・・。
初めて法人設立をしたから分からない事だらけで疲れてしまったのはありますが、それでも色々な手続きが必要でした。
税理士の年間顧問料の相場も知らなかったし、どの様なサポートが最低限で必要なのかの知識がありませんでした。
なお、税理士選びは「税理士ドットコム」を利用しました。場所や顧問料などの条件で一括検索が出来てとても便利でした。

詳しくは上の記事にまとめてあるので、興味がある方はご一読下さい。
また、行政書士にお願いする設立に必要な書類に押すハンコを間違った事もありました。私は個人のハンコを押せば良いと思ったのですが、正しくは法人のハンコでした。
あおい
法人設立が完了するまでは多くの項目がありました。もちろん、用意をしている間も普段通り仕事はある訳で、忙しくなりましたね。
無事法人が登記された時はホッとしました。
法律・税金の知識ゼロからの起業は大変だった
法律や税金の知識がゼロだった為、契約を結ぶ時や税金の支払いの際はてんやわんやでした。
起業する前はフリーランスをしていた私でしたが、フリーランスと会社経営の決まりは似て非なるものだからです。
フリーランスの時から仕事を依頼されていた会社との契約書を、私個人とのものから会社とのものに変更しなければいけないのに、申し出を忘れていて。
あおい
後は、お給料を振り込んでもらう口座も個人のものから会社のものにしなければならないのに、税理士に指摘されるまで気づかなかった事もありました。
一方、税金の支払いがフリーランスの時とは変わっていて大変な思いをした事も忘れられません。
支払わなければいけないものがあったのに、前日まで私は全く気づいていなく。
あおい
運よく支払いの前日にポストを開けて、「なんだ!この手紙は!」と。急いで税理士に確認した所、支払いの必要がある税金だと知りました。
支払いの期日に慌てて郵便局に行ったのを今でも覚えています。
その日は家で一日中作業をする日だったので、助かりました・・・!ミーティングがある日なら、クライアントに日時を変更してもらう必要がありましたからね。
あおい
予想よりも事業が伸びなかった
予想していたよりも事業が伸びなかった事に自分の不甲斐なさを感じました。
予想では年間でプラス200万円売り上げが立つはずだったのが、そこまで行かなくて。
あおい
初年度で達成したい売り上げ目標がクリア出来ず、とても悔しかったです。
途中で「このままだと売り上げが思っていたよりも少なくなるぞ」と気づいていのに、解決策が何も思い浮かばなかったんですよね。考えても、良い方法は分からなくて。
しかしその後に、事業についてアドバイスしてくれる方に出会えました。今はその方が紹介してくれた本を読んで勉強しています。
そんな時は、知識を増やして考えてみるのが問題解決に役立つ方法の一つです。
キラキラ女性起業家にドン引いた
キラキラ女性起業家にドン引いた事もありましたね・・・。
あおい
発信力を身につけるセミナーに参加した時の事です。
ふむと思い、「なぜ起業されたのですか?」と聞くと「うーん、何かを始めたかったからかなぁ」との事。
そして、その方の会社のHPを見せてもらったのですが、HPはかなりおしゃれで立派でした。作成費は40万円はかかっているはず。
また、プロに撮ってもらったに違いない「これは別人やろ!」と思ってしまうプロフィール写真の横には、お世辞にも何の実績も感じられない経歴が書いてありました・・・。
あおい
起業は手段でしかないのに、目的になってしまうのだなと。
その後、その女性起業家の方は「インスタに自撮り写真を上げてブランディングをしなきゃね!」と言って、セミナーと自分の写真を撮っていました。
「今までの経験を生かして、キャリアカウンセラー事業を立ち上げようと思うんだけど。どう思う?」と帰る間際に聞かれた時は苦笑いしか出ませんでした・・・。
沢山のおじさんと親しくなれた
あおい
まずは、沢山のおじさんと親しくなれた事です笑。
キラキラ女性起業家とは仲良くなれないと思いましたが、別のセミナーでは良い出会いが多かったです。
おじさん起業家はキャリアゆえの強みがあって、お話していると知らない事を知れて楽しかったですね。
また、その強みを生かして事業展開をされていて「私も頑張ろう!」と思えました。
そして何より、色々な生き方があって良い事を知れました。
事業展開をした暁に毎年家族での海外旅行を目指している方や自分がいなくても事業が回る仕組みを作ってアーリーリタイアを目標としている方とお話が出来て。
あおい
私も「自分にとって何が幸せでどう生きて行きたいのか」を考える様になりました。
アラツー女性起業家として面白がってもらえた
沢山のおじさんと親しくなれた事と被るのですが、若い女性起業家として面白がってもらえて人脈が広がったのは大きいです。
U25の女性で起業する人はなかなかいないので、レアキャラとして名前を覚えてもらいやすかったですね。
また、その人が凄くないと、どんな有名人と顔見知りであっても意味がないです。
仕事をする上で繋がりはとても大事です。
特に創業したてのベンチャーなら実績はまだ多くなく、身近な所からの仕事が大きいので。
そして、情報はかなり価値のあるものだと痛感しています。知っているか知らないかで成果が全く変わるものです。
あおい
起業してから、関わってもらえる人の数は圧倒的に増えました。有難いです!
余談ですが、親しいおじさん起業家と平日の昼間に二人でご飯を食べに行くと、必ず「援助交際?パパ活?」の様な目で見られます笑。
「性別・世代が関係ない付き合いをする人達が増えても良いのにな」とその度に思いますね。
自分で考える事が増えた
自分で考える事が増えたのは、大きな成長に繋がりました。
事業を伸ばす方法に正解はありません。なので、自分で色々と試行錯誤して考えるしかないからです。
その為、ある意味作業員として働いていた所は多々ありましたね。売り上げが安定しやすいメリットはありましたが。
そして、起業して自分の事業を立ち上げてからは、方法を考える時間が増えました。
もちろん、思った通りに進まない場合が大半なので、売り上げは変動します。上がったら凄く嬉しいけれど、下がったらへこみます。
あおい
答えのない問題の回答を見つけるのはかなり難しいです。
とある会社で働く知人夫婦が東京郊外の1LDKのアパートに暮らしていて。夫婦共、通勤時間に片道1時間以上かけて頑張って働いています。
一方で、その知人の会社の社長は赤坂の超高級タワーマンションに住んでいるそう。独身なのに、3LDKの部屋で暮らしているらしいです。
社長が上手くいく方法を見つけたから、知人も生活が出来るんです。
社長のお給料が高いのが、以前までは納得行きませんでしたが、自分で事業を始めてから理解出来る様になりました。
他にもある!女性起業家になるメリット
女性起業家になるメリットは他にもあります。
2つご紹介します。それぞれを見ていきましょう。
自分のライフスタイルに合わせて働ける
最近に購入した超お気に入りの服。好きな服を着て働け、とても幸せです。
自分のライフスタイルに合わせて働けるのは大きなメリットです。
特に、子育てや介護がある女性起業家にとってはかなり働きやすいはず。
例えば、子供を保育園に預けなければならないママ起業家の方だと、保育園の送り迎えの時間に合わせて作業時間を組む事が出来ます。
それに保育園に落ちてしまった場合も、自宅で働きながら子供の面倒を見る事が出来ます。
あおい
私は生理痛がとてもひどくて、生理の時には具合が悪くなってしまうんです。
しかし、具合が悪いから午前中はゆっくり休んで、午後から働くといった働き方も自由に出来るので、無理せずに働けています。
自分の好きな時間に働けるのは、単に満員電車に乗らないで済む以外にも色々とメリットがありますよ。
女性を生かせる仕事が多い
女性を生かせる仕事が多いのもメリットです。
ネイルサロン経営やベビーシッター事業など、女性でないと分からないビジネスは社会に多いからです。
あおい
今までの生活で感じた課題の解決をそのままビジネスにするので、ニーズの把握がしやすいんです。
また、好きな事を仕事に出来やすいので、働いていて満足度が得られやすい点もあります。
とは言え、課題解決をしやすいビジネスを選んだとしても、成功するかは別の話です。継続して売り上げを上げる為には、努力をするしかありません。
収入が青天井になる
収入が青天井になるのも見逃せません。
女性の平均年収は287万円で、一般の平均年収の432万円より145万円も少ないです。(参考文献:Career Picks)
あおい
しかし、起業家なら収入が青天井になります。
これは女性に関わらずの起業家のメリットですが。
一方で、起業なら軌道にのれば1年で年収1000万円も不可能ではありません。
もちろん、収入がゼロになるリスクもあります。
けれども、利益率が低いけど安定したビジネスと利益率が高くて浮き沈みが激しいビジネスの両方を組み合わせて収益を増やす方法もあるので、工夫のしどころは多いです。
夫が一番の敵!?女性起業家になるデメリット
ここでは、女性起業家になるデメリットを3つご紹介します。
女性ゆえの難しさも解説します。
夫に反対される
よく「夫に反対されている」との話は聞きますね。
反対の理由は
- 本当に売り上げが上がるのか疑問だから
- パートで働いて欲しいから
- 子育てと両立出来ないそうだから
- 専業主婦でいて欲しいから
のどれかの場合が多いです。
女性起業家はまだまだ少ないので、旦那さんが抵抗を示してしまうんですよね。
あおい
私の知人に、最初は旦那さんに起業を反対されていたけれど説得して、今は3箇所のリラクゼーションサロンを経営しているママ起業家の方がいます。
その方は、「料理の手抜きをしないで、家族と過ごす時間を起業前と同様に取る」事を条件に起業を許してもらったそう。
実際に、起業してからもその約束はずっと守っているそうです。時短料理を勉強したら、意外と効率化が可能だったと話されていました。
夫も投資家だと思って事業内容をプレゼンテーションしたり、家庭を大事にする時間を約束したりと工夫が必要な場合もあります。
一時的に超忙しくなる
一時的に超忙しくなる事はあります。
特に起業したての頃は、仕事以外にも手続きが多いので必然的に忙しくなります。
また、繁忙期があればその時も忙しくなってしまいます。
あおい
「私が頑張れば、全て上手くいく・・・!」と考えてしまう女性起業家の方は多いですが、体調不良などやむ終えない時もあります。
今は格安の家事代行サービスもあるので、あらゆる方法を考えましょう。
備えあれば憂いなしですよ!
事業を選ばないと儲かりにくい
事業を選ばないと儲かりにくいのは、女性起業家に限らずで考えておくべきポイントです。
よく「料理教室を開きたい!」と考えている女性起業家の方がいらっしゃいます。
けれども、かつて料理教室を開催していた女性起業家の方が「料理教室は儲かりにくい」と話していました。
場所代・集客費・材料費など色々な経費がかかるのに、一回の講座料金をそこまで高く出来ない為に常に薄利だったそう。
あおい
やりたい事・やれる事・需要の3つが揃って、初めて事業として成り立ちます。
なので、やりたい気持ちだけでなく、本当に継続出来るのかを事前に計画しておきましょう。
女性起業家のQ&A
最後に、よくある女性起業家のQ&Aをまとめました。
3つあるので、それぞれを見ていきましょう。
女性起業家になる際に身につけるべきスキルは?
女性起業家になる時に身につけるべきスキルは
- 企業に関わる基本的な法律・税金の知識
- 事業計画スキル
- ITスキル
の3つがあると考えています。
企業に関わる基本的な法律・税金の知識は会社を継続していくのに必要です。
「知らなかった!」では済まされないので、一冊本を読んでおくと良いです。
おすすめの本は、「最新起業から1年目までの会社設立の手続きと法律・税金」です。
この本で、起業に関わる法律と税金の知識を一通り学べます。法律&税金の専門家になる必要はなく、必要な部分だけを学べる所が良いです。
また、事業計画スキルは今後の見通しを立てるのに重要です。
事業計画の本を読んで勉強すると効率的ですし、市で開催している起業セミナーに参加して概要を掴むのでも良いです。
事業計画を勉強する際には、「プロ直伝! 成功する事業計画書のつくり方」という本が便利です。私が大学生の頃から参考にしている本で、とても分かりやすいです。
そして、ITスキルは事業内容によりますが、あると便利なスキルです。
あおい
私自身が実際起業して感じたのですが、デザイン料は結構かかりますね。
バナー1つをお願いするのにも数万円かかります。また、画像加工など何回も委託する必要があるものはその度に委託料がかかってしまいます。
なので、自分である程度は出来た方が得です。しかも、WEBデザイナーの業務も出来て安定した収益を得られる可能性もあります。
一方で、プログラミングスキルを持っていると尚良いです。
アプリケーション開発などの際にエンジニアと会話がしやすくなるので、事業が進みやすくなるからです。
何の事業をすれば良いのか分からない
何の事業をすれば良いのかが分からない方は、いきなり起業するのはおすすめしません。
事業を決めて、フリーランスとして始めてみて、上手く行きそうと思ったら事業化すれば良いだけです。
あおい
なので、身軽なフリーランスの方がずっと始めやすいですよ。
事業内容の決定は、市が開催している事業計画セミナーなどに参加して、その中で考えても良いです。
私が参加したセミナーでは、その市で起業したママさん起業家の方のトークセッションがあって、リアルな起業体験談を聞けました。とても勉強になりましたよ!
事業内容が決まらない時は、行動あるのみです。
在宅で行いやすい事業はある?
在宅で行いやすい事業はIT系です。
IT系はPC一台で出来るのでどこでも働きやすいからです。
あおい
これらの職業に就くためには、まず最初にスキルを身につける必要があります。
1年ぐらいの実務経験があれば独立が可能なので、まずは勉強して正社員として入社しましょう。
ちなみに、無料でプログラミングが学べるスクールもあります。

上の記事が詳細記事なので興味がある方はご一読下さい。
まとめ
「女性起業家ってどんな感じ?」というのが分かってもらえたはず。
女性起業家と聞くとキラキラした華やかなイメージがあるかもしれませんが、実際は泥臭い所が多いです。
しかし、私はとても働きやすいと感じていて「もっと女性起業家という働き方が増えても良いんじゃないかな」と思っています。
本記事が女性起業家を目指している方の参考になれば幸いです。
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