こんにちは!フリーランスPythonエンジニアのあおいです。
今日は、初心者におすすめなPythonのプログラミングスクールをご紹介します。
「Pythonを勉強したいけど、どのスクールが良いの?」
とか
「AIや機械学習を学びたいけど、どのスクールのカリキュラムが充実してるかな?」
とかスクール選びの際に色々と疑問に思う事は多いのではないでしょうか。
また、Pythonのスクールの受講料は40万円以上する所も多く、他のプログラミング言語に比べて高いです。スクールの受講料を無駄にするのは避けたい所。
そこでこの記事では、Pythonのスクールを選ぶ際のポイントやランキングなどを発表します。
参考にして下さいね。
目次
Pythonのプログラミングスクールを選ぶ時の5つのチェックポイント
Pythonのプログラミングスクールを選ぶ際にチェックしておきたい5つのポイントをご紹介します。
現在、月単価80万円のPythonのエンジニアとして働いている私が厳選して選びました。
それぞれを見ていきましょう。
スクールの受講料が適切か?
Pythonを学ぶのに高価なスクールは全く必要ありません!
なるべく受講料は安く済ませましょう。理想は20万円ぐらいで、高くても30万円までにしておきましょう。
受講料をいくら払っても、最大で身につけられるスキルは基礎力のみです。
この前、Twitterで80万円のプログラミングスクールが話題になりましたが、80万円のスクールに通っても10万円のスクールに通っても、エンジニアとしての成功確率は全く変わりません。
80万円のスクールが有名企業にコネを持っている訳でもありませんしね。
本当に価値のあるスキルは、自分で試行錯誤して身につけるしかありません。
あおい
受講期間は1ヶ月以上あるか?
受講期間が1ヶ月以上あるスクールに通いましょう。
受講期間があまりにも短いと何も分からずにスクールを終了してしまう可能性大です。
そして、受講期間は出来るだけ長い方が良いですが、受講期間が長いとその分受講料が高くなってしまうので、その点はお財布と相談です。
あおい
早く身につけたい気持ちは分かりますが、習得期間はある程度見ておきましょう。
また、スクールに通う前には必ず予習をしましょう。その時にはオンライン教材のUdemyとPyQが便利です。

Udemyはセール時期なら1300円で充実したコンテンツを購入出来ます。
なお、PyQは1ヶ月約4000円でPythonの文法からWEB開発・データサイエンスまで学べます。

興味がある方はご一読下さい。
目的を達成出来るスクールか?
目的を達成出来るスクールに行かないと意味がありません。
あおい
それともAI開発をしたいですか?
それにより、選ぶべきスクールが変わります。
PythonでWEB開発も出来ますよ。みなさんが使っている、YoutubeもPythonで動いています。
PythonでAI開発を学んだら就職に有利と言う事はありません。WEB開発を選んでもAI開発を選んでも人材価値は変わりません。
なので、何を選んだら得と言う事はなく、やりたい事を選びましょう。
もしかしたら、AI開発の案件よりも多いかもしれません。
講師は実務経験がある人か?
実務経験がある人が講師をしているPythonのスクールに通いましょう。
先日、こんなツイートを見つけました。
ごめん、どうしても言いたい
未経験からプログラミング講師になったとかいうとんでもない人を見つけてしまった
しかも超大手スクールでやってるとかいやね、そんなのに何十万も払って教わる人はどうなっちゃうの?
しかもそのアカウントで堂々とプログラミング学習○日目!とかやってる訳よ 続く
— セカヤサプログラミングメンター💻小林 秀樹 (@hideki_climax) September 9, 2019
お金を払っているのに、わざわざ未経験者から学ぶ必要はありません。しかも、未経験講師に間違った事を教えられたら、間違いを正として覚えてしまいます。
あおい
スクール卒業後に仕事の紹介をしてくれるか?
「Pythonエンジニアと話せるようになるためにスクールに通いたい」という方以外は、卒業後に仕事の紹介をしてくれるスクールを選びましょう。
未経験からのエンジニア転職は想像以上に厳しいです。
なので、スクールが仕事の紹介を行なっていると、エンジニアとして働ける可能性が高くなります。
そして、元からエンジニア転職目的でスクールに通う人は良いですが、いきなり転職するのはハードルが高いかもしれません。
なので、アルバイトやインターンなど正社員以外の仕事も紹介してくれるスクールだとなお良いですね。
受講生の実績はあるか?
卒業した受講生がPythonエンジニアとして就職出来たり、オリジナルアプリケーションを作れていないなら、そのPythonスクールに通うべきではないです(° °)
卒業した大部分の受講生が、
- どのような作品を作ったのか
- どのようなキャリアを歩んでいるのか
はスクール選びの際に必ず確認しておきましょう。
ちなみに、どんな変なスクールにもかなり出来の良い受講生はいるものです。なので、その人の実績を伝えられても、自分がそうなれるかは別です。
あおい
スクールの大部分の受講生の動向を知ると「スクール選びに失敗した!」という事を減らせます。
では、実際におすすめのPythonのプログラミングスクールを見ていきましょう。
Pythonのプログラミングスクール厳選6つをランキング
Pythonのプログラミングスクールのランキングをご紹介します。ぜひ、参考にご覧ください。
第1位 TECH::CAMP
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友達と一緒に無料説明会に参加すると、2人共にAmazonギフト券500円分をプレゼント |
第2位 Tech Boost
第3位 Tech Academy
![]() |
現在、無料キャリアカウンセリングを開催中 |
第4位 侍エンジニア
第5位 Aidemy Premium Plan
第6位 .Pro プログラミングスクール
Pythonのプログラミングスクールの比較一覧
ではPythonのプログラミングスクールの一覧比較を見て行きましょう!
TECH::CAMP
|
Tech Boost
|
Tech Academy
|
侍エンジニア
|
Aidemy Premium Plan
|
.Pro プログラミングスクール
|
|
受講料 | ◎ | ◯ | ◎ | △ | △ | × |
受講期間 | ◎ | ◎ | ◯ | △ | ◯ | ◯ |
目的 | データ分析&AIのみ | データ分析&AIのみ | データ分析or AIのみ | 全て | 全て | 全て |
講師 | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ |
仕事の紹介 | △ | ◯ | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
受講生の実績 | ◯ | ◯ | △ | △ | ◯ | △ |
【辛口評価】おすすめのPythonのプログラミングスクールの詳細
ランキングでおすすめしたPythonのプログラミングスクールの詳細を見ていきましょう。
現役のPythonエンジニアが辛口でレビューします!
TECH::CAMP
TECH::CAMPにはAIコースがあり、そちらでデータサイエンスの学習が出来ます。
具体的には、
- 回帰分析
- 画像分類
- クラス分類
などを学びます。カリキュラム的には機械学習を中心に学んでますね。
値段・期間等は以下の表のようになっています。
月額料金 | 14800円 |
入会費用 | 148000円 |
入会費用は高いですが、月額料金は高くはないので出来るようになるまで通う事が出来ます。それに、2ヶ月間受講しても20万円もかかりません。
そして、講師がとても丁寧に教えてくれ、指導力に優れているのがTECH ::CAMPのメリットです。
私はTECH ::CAMPに通った事があるのですが、講師は同じ質問に何度も答えてくれ、分かるまで何回も教えてくれました。
それもあって、講師はかなり親切です。
一方で、講師の理解度や経験に差があるのが気になる所です。また、Pythonを実務経験で使ったことのある講師が少なく感じます。
なお、仕事の紹介は期待しない方が良いです。TECH ::CAMPのPythonコースでは、就職するのが目的ではなく開発が出来るようになるのが目的です。
なので、卒業後の仕事は自分で見つけましょう。その際には「ワークポート」と「ギークリー」という転職エージェントが便利です。


Tech Boost
Tech BoostのイノベーティブコースにAIコースがあり、そちらでデータサイエンスの学習が出来ます。
- 自然言語処理
- 機械学習
- ディープランニング
などデータサイエンスを幅広く学べます。
値段・期間等は以下の表のようになっています。
月額 | 社会人:29800円学生:29800円 |
入学金 | 社会人:184800円学生:147800円 |
Tech Boostの受講期間は3ヶ月〜です。社会人が3ヶ月間学ぶと30万円かからないぐらいの費用がかかりますね。
講師は現役エンジニアが多いですが、一部学生もいるそう。けれども、技術について理解されている方が多いです。
そして、Tech Boostの就職サポートはかなり充実しています。Tech Boostの運営元の会社がエンジニアの転職支援サービスを行なっている事から求人数を豊富に持っています。
あおい
Tech Academy
Tech AcademyにPythonコースとAIコースとデータサイエンスコースがあり、そちらでデータサイエンスの学習が出来ます。
Pythonコースでは、
- Pythonの基礎
- 画像分類
- クラス分類
- 価格予測
などPythonと機械学習を中心に学びます。
そしてAIコースでは、
- 予測モデルの作成
- クラス分類
- レビューの評価分析
- 画像分類
など機械学習とAIを学びます。
またデータサイエンスコースでは、
- 統計学の基礎
- データ分析
など統計学とデータ分析を学びます。
なお、セット受講も出来、「Python+AIセット」と「Python+AI+データサイエンスセット」があります。
あおい
単体受講の場合の値段・期間等は以下の表のようになっています。
社会人 | 学生 | |
1ヶ月 | 139000円 | 109000円 |
2ヶ月 | 189000円 | 139000円 |
3ヶ月 | 239000円 | 169000円 |
4ヶ月 | 289000円 | 199000円 |
ちなみに社会人だと、「Python+AIセット」は2ヶ月で248000円で、「Python+AI+データサイエンスセット」は半年間で429000円です。
Tech Academyは受講料が安いのがメリットです。
あおい
そして、講師は全員現役のPythonエンジニアである所も見逃せません。Tech Academyの講師は実務経験が豊富で技術を深く理解されている方ばかりです。
一方で、仕事の紹介はありますが、必ず決まるという訳ではありません。なので、転職したい方は他の転職サービスも利用するべきです。
無料体験や無料キャリアカウンセリングの際に詳しく聞いてみましょう。
侍エンジニア
侍エンジニアでは、オーダーメイドで勉強出来るのでWEB開発もデータサイエンスも幅広く勉強出来ます。
自分の学びたい事を全て学べるのが侍エンジニアのメリットですね。
期間と受講料に関しては以下の表のようになっています。
料金 | |
1ヶ月 | 168000円 |
3ヶ月 | 438000円 |
6ヶ月 | 698000円 |
1ヶ月コースなら通えますが、3ヶ月以上のコースになると高いですね・・・。
なお、講師は全員現役エンジニアです。専属講師が入学から卒業まで一貫して指導してくれます。
そして、仕事の紹介はあり、約2000件の求人があります。実際に侍エンジニア経由で転職が決まった方もいます。
なお、侍エンジニアには「特待生コース」があります。22〜28歳の方で侍エンジニア経由で転職が成功すれば、受講料が無料になります。
通う場合は「デビューコース」か「特待生コース」のみの検討で良いのではと感じます。
転職が決まらない前提で通った方が良いですね。
Aidemy Premium Plan
Aidemy Premium Planでは、データサイエンスに関する幅広い知識を学ぶ事が出来ます。
具体的には、
- WEB開発
- データ分析
- 自然言語処理
- チャットボット開発
などが学べます。
期間と受講料に関しては
料金 | |
3ヶ月 | 480000円 |
6ヶ月 | 780000円 |
9ヶ月 | 980000円 |
のようになっています。受講料が高いのが残念ですね・・・。
そして、講師は現役エンジニアが多いですが、一部学生もいます。しっかりスキルのある方から学びたいですね。
Aidemy Premium Planは私も実際に使った事があり、とても良い教材です。けれども、デメリットとしては受講料が高い!これに尽きます。
私は会社の研修で受講したので受講料は無料だったのですが、お財布に余裕のある人しか厳しいだろうなあと感じます。
.Pro プログラミングスクール
.Pro プログラミングスクールでは、Pythonを使った幅広い学習を出来ます。
具体的には、
- WEB開発
- データ分析
- 人工知能開発
など色々と学べます。
期間は半年間で、498000円の受講料がかかります。少々高めですね。
そして、講師は実務経験のある方が担当されています。
なお、転職サポートはありますが、まだ.Pro プログラミングスクールの卒業生は少ないので実績は分かりかねます。
あおい
Pythonのプログラミングスクールのメリット・デメリット
Pythonのプログラミングスクールのメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット
Pythonのプログラミングスクールに通うメリットは2つあります。
- 理解が早くなる
- 転職の可能性が広まる
まずは、独学より圧倒的に理解が早くなります。
独学だと分からなくても聞ける人がいないので、時間がかかってしまいます。そして、どの様に勉強すればいいのかも分からないので、遠回りもしてしまいます。
あおい
しかし、Pythonのスクールに通うと、カリキュラムもありますし講師もいるので効率的に勉強出来ます。
その結果、理解を早く出来ますし、時間の節約を出来ます。
ちなみに、プログラミングに挫折しやすい人とその解決策について、こちらの記事に詳しく解説しています。

一方、未経験からのエンジニア転職の可能性が広まる点もメリットです。
現在、未経験からデータサイエンティストになりたい人が多いですが、簡単には決まらないのが実情です。
そして、データサイエンティストの求人なのにデータサイエンスの仕事をしない事も多いんですよね。
https://twitter.com/engineer_aoi/status/1173205415414226944
このツイートの記事に色々な闇が描かれていますが、本当に記事のような事は多いです。
あおい
デメリット
Pythonのプログラミングスクールに通うデメリットは2つあります。
- 受講料が高い
- 忙しくなる
まずは、受講料が高い点です。Pythonを教えてくれるスクールは少なく、受講料が高めです。
ちなみに、Rubyを教えてくれるプログラミングスクールは多く、中には約6万円で質問し放題のスクールもあります。
そう考えると、20万円はかかるPythonスクールはお高いですね。
あおい
また、スクールに通うと、どうしても忙しくなってしまいます。
Pythonを身につけるのはある程度時間がかかります。
「1ヶ月でデータサイエンティストになれる!」という広告を見ましたが、絶対に1ヶ月ではデータサイエンティストにはなれません!
楽して稼げる系の広告は一切信用せず、コツコツ積み重ねる必要があると思いましょう。
Pythonのプログラミングスクールに通う前にやっておくべき事
Pythonのプログラミングスクールに通う前にやっておくべき事は2つあります。
色々なスクールの無料カウンセリングや体験授業に行く
Pythonのプログラミングスクールは受講料が決して安くはありません。
あおい
なので、受講料を無駄にしない為にも、必ず無料カウンセリングや体験授業に足を運びましょう。
そして、自分がしっかりスキルを身につけられそうなスクールかを確認しましょう。
なお、私がプログラミングスクールに通った時、失敗した事を次の記事にまとめてあります。

スクールに通う前にぜひ一度ご一読下さい。
自分にエンジニアが向いているのか考えてみる
エンジニアの需要が高まっていますが、自分にエンジニアが向いているかは全く別の話です。
スクールに通う前に必ず、自分にエンジニアが向いているのか考えて見ましょう。
この前、こんなツイートを見つけました。
ざっくりの職業別存在確率が高い収入帯
ベンチャー社長:800-1,200
コンサル:1,100-1,800
金融:1,500-3,000
研究者:350-700
丸紅:1,200
M&Aクラウド社長:20億— シャイニング丸の内 (@shimaru365) September 4, 2019
不動産会社社長: 3,000+経費分自由に使って実質的には5,000-6,000万円くらいの生活
アフィリエイター: 1,500+経費分(取材費等)使って実質的には3,000万円くらい
WEB系フリーランス:1,200万円
官僚:550万円だけど激安の寮に住んでいる
弁護士:10億
ベイエリアエンジニア:2,500万円— シャイニング丸の内 (@shimaru365) September 4, 2019
上場会社役員: 2,000万円+名刺バリュー+社用車と豪華な応接室
M&Aクラウド社長:20億円
銀行から出向になった50歳:800万円
商社海外駐在:年収+危険地手当+家賃+教育費+日本往復の航空券+保険休暇で実質3,000万円— シャイニング丸の内 (@shimaru365) September 4, 2019
このツイートからも分かるように稼げる仕事はエンジニアだけではありません。なので、「単にお金を稼ぎたい!」と思っている方は別の仕事を検討して見ても良いかもしれません。
あおい
ちなみに、私が今までエンジニアとして働いて辛かった事とよかった出来事をまとめた記事があります。

まとめ
Pythonのおすすめプログラミングスクールを6つ紹介しました。
これからAIやデータサイエンスの需要はより高くなると予想されていて、Pythonエンジニアの需要も高くなるはず。
需要が高くなる時代に備えて、今から準備しておくと市場価値の高い人材になれます。
すでに流行っている技術は、ブームの時に勉強しても波を逃すだけですよ。
Pythonのスクールを探す際は、ぜひ本記事を参考にして下さい。
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