こんにちは!フリーランスエンジニアのあおいです。
「Pythonのプログラミングスクールはお高いな・・・。もっと格安にPythonを学べるスクールはないかな?」
と思っている方は多いですよね。
PyQは格安でPythonが学べるオンラインスクールです。
当時新卒で22歳だった私は、「もっとPythonを勉強したい!そしてキャリアアップしたい!」と思い、PyQを利用しました。
詳しいレビューは後半に書きますが、利用した感想を一言で言うと
「デメリットはあったけど、低コストでPythonの理解が深まったので、PyQを利用して良かった!」
です。
そこでこの記事では、PyQで勉強した私の体験談をもとにメリットとデメリットを詳しく解説します。
お金をかけずにPythonを勉強したい人はぜひ参考にしてください^^
PyQの特徴
社名 | 株式会社BeProud |
店舗名 | PyQ |
所在地 | 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-32-7 野村不動産南新宿ビル4F |
学べるプログラミング言語 | Python |
受講費用 | 個人ライトプラン:2980円/月 個人スタンダードプラン:7980円/月 |
レッスン形式 | オンラインレッスン |
サポート・質疑応答 | 個人スタンダードプランの場合のみチャットサポートとPyQに投稿された過去質問の閲覧 |
就職支援 | なし |
トライアル体験 | なし |
返金制度 | なし |
PyQは、株式会社BeProudと言うPythonの技術で有名な会社により運営されています。
それに、PyQは一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会の推薦も受けている、信頼出来るサービスです。
特徴はいくつかありますが、もっとも大きな魅力は「Pythonに関するとっても分かりやすいオンラインコンテンツが格安で提供されている」という点です。
その結果、お客様満足度が94%と非常に満足度が高いオンラインスクールになっています。
WEBもAIも学べるコンテンツが充実
PyQでは、
- プログラミングの基本
- Python入門〜中級
- ユニットテスト、設計
- Webアプリ開発
- Django
- スクレイピング
- データ分析
- 機械学習
- 統計入門
- アルゴリズム
のコンテンツ全てを学ぶ事が出来ます。
PyQは大まかに10個の幅広いカリキュラムから成り、Python初心者〜実務経験者までの幅広い層が対象です。
初心者さんでもPythonの基本を90日で身につけられるように、コンテンツが分かりやすく解説されています。
しかも、使っていて感じたのですが、学習者がつまづかない様に様々な工夫がされていました。
あおい
では次に、私のレビュー記事を紹介する前に、PyQユーザーの口コミのツイートを引用します。
PyQユーザーの口コミまとめ
ツイッター上でPyQの口コミを調べてみると、高評価なものばかりだったのが驚きでした。
昨日あげるの忘れてました。
今日の分。・プログラミング 5h
PyQひたすらやりこんでます。
なんとなく、pythonのリストとかタプルとか辞書らへんの扱いが分かってきたかなぁて感じ。— koki@のびしろエンジニア (@mochinobisuke) June 22, 2019
https://twitter.com/rnIHITAN_die/status/1113155512911060993
https://twitter.com/NekotatsuSan2/status/1144556932276953088
プログラミング全く初めてで python始めるなら最初はPyQ一択かな。慣れてきたらudemyとか。書籍は挫折する原因になりやすいので出来るだけ後回しにするのがいいです。
— morich (@mocamocaland) April 6, 2018
他にもたくさんの口コミはありますが、みなさん「Pythonを学ぶならPyQがおすすめ!」とツイートしている人が多く、満足度が高いという特徴は間違いないですね。
「デメリット」の口コミも探したのですが見つからず、発見次第追記していくことにします。
PyQのメリット
それでは、私が実際利用して感じた感想を紹介します。
私が感じたメリットは5つありました。それぞれを紹介します。
オンラインエディタで勉強可能
オンラインエディタで勉強可能な点はとっても便利でした。
Pythonのレッスンでは”環境構築”と言うPythonを動かせる環境を作る作業が必要です。
しかし、初心者だと勉強する前にまず環境構築で詰まってしまい全然勉強が進まない・・・、と言う事が多くあります。環境構築は初心者さんが必ずつまづいてしまうポイントです。
その様な場合、PyQを使えば環境構築をせず勉強が出来ます。
また、PyQでは画像の様にオンラインエディタで勉強するので、チェックボタンを押すとコードの正誤もすぐに分かります。
作成したWEBアプリケーションもPyQ上で動かす事が出来るのでとっても便利でした。
実践で使えるPythonの問題の数が1000問以上
Pythonの問題が1000個以上あるから数をこなす事が出来、実践に近い勉強をする事が出来ましたのは大きなメリットだと感じました。
初心者さんの場合、最初は「プログラミング?何それ?」みたいな状態から始まると思います。
しかし、数をこなしてプログラミングの思考を身につけるといつの間にかWEBアプリケーションとかも作れる様になります。
だから、初心者さんなら、まずはプログラミングの数をこなすのが大事です。
私は1000問以上の全ての演習をこなしたのですが、そのおかげでかなりPythonに詳しくなれました。
学ベるのは常に最新の学習コンテンツ
学習コンテンツが自動で最新になっていくのも、情報収集の時間が短縮出来て良かったと感じる点でした。
働いている方なら、Pythonの最新情報を集めて知っておく必要があります。
「あのライブラリのあの仕様が変わったので、書き方を変更しなければならない」と言う事は頻繁に起きます。
情報収拾を怠ると、プロダクトに思わぬバグが生まる可能性が出てしまいます。
しかし、そう言う情報収集の時間は結構かかりるもの・・・。グノシーで取り上げてくれる訳ではありませんし笑。
そんな時にもPyQが役立ちます。
PyQのコンテンツを見るだけで最新情報を知れるので、自分で情報を集める必要がないからです。
しかも、PyQは約3000円なので自分の時給1時間分を払うだけで最新情報を自動で集める事が出来、大幅な時間の節約が出来ます。
この様にPyQは幅広い人に有益なコンテンツなのです。
AI・機械学習も学べる
PyQでは今流行りのAI・機械学習も学べました。
それは、PyQには先端技術のコンテンツも充実しているからです。
私はPyQを使っていた時、実務でも機械学習を使っていましたがPyQの機械学習の講座は結構難しかったです。
何度も答えを見ながら自分で調べて、ノートにメモして理解していました。
巷には”機械学習の教材”と言っても、ただコードをコピペして動かすだけのものが多いです。
現役でデータサイエンティストになった私が今感じるのは「そんな教材で、絶対に勉強にならないでしょ・・・」と思ってしまいますが、PyQはそんな事がありませんでした。
かなり考えさせられるものが多かったです。
コピペする事に意味はなく、
- 機械学習とは何なのか?
- 機械学習はどういう仕組みか?
などの機械学習の本質を理解する事が重要です。
PyQはその点が押さえられて作られた教材だと感じました。
自分の好きな時間に勉強出来る
PyQはオンラインスクールなので、自分の好きな時間に勉強出来るのは大きなメリットに感じました。
社会人の場合、時間が中々取れずプログラミングの勉強に挫折してしまうと言う事も多いですが、PyQはオンラインスクールなので隙間時間で勉強出来ます。
PyQなら会社の休み時間や業務後などに自由に学べるので、挫折しにくく継続しやすいカリキュラムです。
個人スタンダードプランなら自由に質問も出来る
7980円の個人スタンダードプランに限られますが、このプランだと株式会社BeProudに所属しているPythonのプロに自由に質問が出来ます。
プログラミングを学びたての人にとって、教えてくれる人がいると理解のスピードを早める事が出来、大幅な時間の節約になります。
初心者さんだと、テキストを渡されて「はい、これで勉強して下さい」と言われても、一人では理解出来ない点も多いと思います。
そう言う時に、質問出来る人がいるとめちゃくちゃ心強いし勉強がはかどります。
正直、初心者さんだといくら学びやすいPyQでもスタンダードプランだと、最後の方に行くにつれて全然分からなくなって行く・・・、と言う事が起こります。
それは、PyQの教材はかなり難しいのも含まれるからです。
しかし、自由に質問出来る環境なら途中でつまづいても解決出来、完走も出来ます。
無理に一人で理解しようとせず、誰かに頼って正確な知識を手に入れる事も大事です。
私も知り合いに何人かいるのですが、お会いして話をする度に惚れぼれしてしまいます。
PyQのデメリット
PyQのデメリットは4つあります。
受講期間が長期になる可能性が高い
全部のコンテンツを勉強するにはかなり時間がかかりました。
1000問以上もありますからね。
短期間で全部学びたい場合はプライベートの大半の時間をPyQに費やす必要があります。覚悟して取り掛かりましょう!
今、「1ヶ月でデータサイエンティストになれる」系の広告をよく見かけます。
そんな訳はありません!
本当に1ヶ月でデータサイエンティストになれたら、「AI人材が不足」なんて言われるはずがありません。
どのコンテンツで学ぶ場合もそうですが、スキルが楽して身につくなんて事はないのです。
決して簡単ではない
PyQの問題にはかなり難しいものも含まれます。
私は3年間フリーランスのデータサイエンティストとして働いていますが、全部の問題を完全回答できるかというと全く自信はありません。
「難しいし、訳がわからないし、自分はエンジニアに向いていないんだな」と決めつけないようにしましょう!
PyQの教材が難しいだけです。
根気強さが求められる
PyQの教材は、Pro◯ateのように可愛い犬のキャラクターがいる訳ではなく、ある意味殺風景なドリルでした。
分かりやすく解説されているとは言え、難しいドリルをコツコツこなすのは中々骨が折れました。
PyQを始める時に思った「Pythonを身につけるんだ!」という気持ちを絶対に忘れないようにしましょう。
就職サポートはない
就職サポートがない所はエンジニア転職したい人にとって大きなデメリットになります。
しかし、色々な解決策はあります。
私の知人に、ずっと事務員を続けながらコツコツとPyQで半年間かけて勉強して、実務未経験ながらエンジニアとして転職した方がいます。
その知人は、
- IT系イベントに出かけ、エンジニアの知人を作る
- 知人に未経験でも採用してくれる会社はないかを聞く
- PyQを使って勉強したことを見せられるように準備しておく
- 面接で今まで勉強した事を話し内定獲得
の流れで内定をGETしていました。
私だったら未経験でも求人を紹介してくれる転職エージェントに登録します。
この他にも色々と転職のチャンスはあるので探してみましょう。
PyQを使って見た感想
私がPyQを使ってみた感想を3つご紹介します。
PyQで勉強した時の変化
PyQを使う前の私のスペックは、
- Pythonの文法はほぼ完璧。enumerateやジェネレーターなどのマイナー文法はあやしい
- Djangoのフレームワークは不慣れな点がある
- 機械学習の知識はうろ覚えで抜けている点もある
- アルゴリズム問題が不得意
と言う微妙なものだったのですが、
PyQで勉強する事により、
- マイナー文法も理解が出来た
- Djangoのフレームワークは使いこなせるレベルになった
- 機械学習の知識は完璧ではないが抜けている点は少なくなった
- アルゴリズム問題が普通
の様になりました。
PyQ様様ですね!
本で扱っていない内容を学べた
私はPyQを使う前、「Pythonを使って働いているんだから、楽勝でしょ!復習教材にしよう!」と思っていたのですが、思いがけずかなり理解が深まりました。
特に、PyQの教材で「ユニットテスト」と「アルゴリズム問題」と「コードの書き方」と言うトピックがあるすが、これらの教材はほとんどないのでとても勉強になりました。
本などで参考書籍がないトピックに関しても学べるのもPyQの良い点ですね。
時間がかかった
私は全部の教材を一周したのですが、結構時間がかかりました。
業後の2時間と土日の5時間ぐらいをずっとPyQに使ったのですが、3ヶ月ぐらいかかってしまいました。
正直、1ヶ月ぐらいで終わるかなと思っていたので、PyQを舐めてました笑。
復習方法の工夫
PyQは受講後一切カリキュラムが見れなくなってしまうので注意が必要です。
私は学んだ事をノートに書きながら、サンプルコードはSublime Textを使って保存して、実務で同じ様な事を行う時に見返せる様にしていました。
以上がPyQを利用してみた感想です。
デメリットはいくつかあったけど、実際に利用してみて本当に役に立ったし、今の私の実績があるのはPyQのおかげと言っても過言ではありません。
本気の方にはおすすめのプログラミングスクールですね。
PyQの申し込みの手順
PyQの申し込みは簡単な3ステップです。
まず、オンライン上でユーザー登録をします。
次に個人ライトプランか個人スタンダードプランを選択します。
その次に、PyQを使う上でのチュートリアルを学び実際に学び始めて行きます。
3ステップで10分もかかりません。
手軽にPythonを使った勉強を始められます。
PyQはどんな人におすすめできる?
以下にPyQがおすすめな人の紹介をします。
本では理解が出来ないと感じている方
本では理解が出来ないと感じている方はぜひ一度PyQを使って見てください。
本は要点が分かりづらいですが、PyQはコンテンツの大事な所が色つけされていたり、初心者さんがつまづきそうな所に補足説明が載っていたり非常に丁寧に解説されています。
又、「個人スタンダードプラン」を選択すると質問が出来、教えてくれる人と一緒に勉強する事が出来ます。
本は確かに格安です。図書館で借りたらタダですし。
しかし、本代とPyQの受講料は大幅には変わりません。
小額のお金を払わないだけで、挫折したり、理解出来なかったりするのは単に機会損失です。
本をチラッと見て「難しそう・・・」と感じた方はPyQで勉強しましょう。
Pythonのスクールが高くて通えない方
「Pythonスクールは高すぎる」と感じている方もPyQで勉強しましょう。
PyQなら月3000〜8000円で学べます。
初心者さんだとPythonの教室に通うと、先生がマンツーマンで教えてくれるので習得が早いというメリットがありますが、最低でも20万円は掛かってしまうので「自分は通うのが厳しい・・・」という方も多いはず。
20万円をポンと払える人は多くはないですよね。
しかし、PyQだとスクールの約67分の1の値段で学ぶ事が出来ます。
PyQを活用してPythonを身につけたら、スクールに通う場合に比べお幅な節約が出来ます。
自分のペースで学びたい方
PyQはオンラインスクールなので、自分のペースで学べます。
Pythonを学びたいけど、自分の全部の時間を勉強にフルコミット出来ると言う人は多くはないはずです。
しかもフルコミットをする場合はスクールなどの受講代の他に生活費も用意しなければならず、経済的負担が大きいです。
なので、大抵の人が今の自分の仕事と並行してPythonの勉強に取り組むはずです。
その際に、例えば業後に開校している夜間のスクールに通ったとしても、わざわざスクールまで毎回通わなければならず、疲れてしまいますよね。
その為、家で学べるPyQは多くはない自分の自由な時間で学べるコンテンツとして最適なのです。
私の周りの働いている人で、家でPyQを使って勉強していると言う人が沢山いますよ。
PyQの気になる疑問
では、最後にPyQの気になる疑問点をまとめましたので紹介します。
初心者でも大丈夫?
「本当にPythonやプログラミング初心者だけど、PyQで勉強できるかな?」と心配になる方も多いと思います。
でもその心配は不要です。
統計がないので分かりませんが、おそらくPyQの受講生はほとんど初心者であるはず。
Pythonのはじめの一歩である文法の解説コンテンツも充実しています。
一方、後半になってくると初心者では厳しいと感じるので、詰まったら個人スタンダードプランに変更しましょう。
PyQを勉強するだけでPythonエンジニアとして働ける?
PyQを勉強するだけでもPythonの力は十分身につくでしょう。
PyQは様々なレベルに合ったコンテンツが用意されているので、初心者さんだけでなく実際にPythonを使って働いている人の学習にも適しているからです。
つまり、PyQをしっかりと勉強すると、実務レベルまで持っていく事が出来ると言う事です。
しかし、Pythonエンジニアのお仕事も多岐に渡ります。
Pythonを5年ぐらい使っているエンジニアでも全く歯が立たない仕事も世の中には多くあります。
その様な仕事はもちろんPyQで勉強するだけでは働けません。
PyQのコンテンツを全部網羅した未経験エンジニアの年収相場は340〜400万円ぐらいかなと感じます。
自社開発の企業の内定が何とか取れるレベルです。
まとめ
PyQは超コスパの良いオンラインスクールでした。
Pythonのスクールは最近増えてきた印象ですが、(私がPythonを学び始めた時にはPythonスクールは一切ありませんでした・・・)Rubyのスクールに比べるとまだまだ数は少ないです。
そんな数少ないPythonスクールの1つであるPyQは、プログラミングの学び始めに使うのもよし、教室で学んだ後の復習に使うのもよし、実務のキャッチアップに使うのもよし、と様々な使い方が出来ます。
自分に合った使い方でPythonの知識を増やしましょう。
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